転移STOP!がん細胞の進行は適切な医療機関で処置

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予後不良のがん

医者

進行性消化器がん

消化器のがんで最も進行性のあるがんは、すい臓がんです。すい臓は胆管と十二指腸に接しており、外分泌機能と内分泌機能を有している臓器です。外分泌機能として蛋白質分解酵素を分泌し、内分泌機能としてインスリンを分泌しており、体内では無くてはならない臓器であります。すい臓がんの男女比はやや男性に多く、転移性がんよりか原発性がんが多い疾患です。初期症状が現れにくいこともあり、すい頭部がんのみ初期に黄疸を発症することがあります。正しくは十二指腸乳頭部(ファーター乳頭)付近に近いほど黄疸が早期に出現します。すい体部やすい尾部は黄疸の症状が出現しにくく、周囲組織に浸潤するまで症状がでません。症状は主に神経浸潤に伴う疼痛ですが、この時点ですでに転移していることが多く、すい体部やすい尾部のがんは見つかっても手遅れになるケースが高いです。

がん発見時の治療

すい臓がんの外科的治療は切除術となります。適応として転移がなく主要血管の浸潤がない場合に行われます。切除の領域は部分切除か全摘出であり、術後も放射線療法や化学療法を併用する集学的治療が必要です。しかし、進行性がんであり成績はいまひとつであることが現状です。そこで最近では免疫療法という治療法が世の中に出てきました。この免疫療法は、採血した血液中のリンパ球からNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を増殖させ、再び体内に戻す治療方法です。NK細胞はがん細胞を攻撃する役割があり、がん患者や高齢者は免疫力が落ちるため、体外で増殖・活性化する必要性があります。この人工的に活性化したNK細胞は、すい臓がんを含む進行性がんと全身に広がった転移性がんを抑制する効果が期待できます。この高度活性化NK細胞療法は、もうひとつの特徴として、自分の血液から培養したものであるため、アレルギー反応や副作用がありません。体にやさしい治療法でもあり、現在注目されている治療法のひとつです。

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診察室

胆のうは沈黙の臓器

胆のうがんは、早期発見が難しい病気です。胆のうからがん細胞が溢れ、周囲の肝臓や膵臓、十二指腸等に移転する場合が殆どです。進行が早く、発見された時には手術さえ難しい場合もあります。もし、黄疸が現れたり、腹部や背部の痛みが長く続く場合は躊躇せず医療機関へ行きましょう。

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看護師

予後のQOLも考えた治療

早期発見と早期治療こそが咽頭がんの治癒には大切であり、そのためにできる工夫として、咽頭がんの症状についてよく知って、日頃から意識しておくことです。また咽頭がんの治療は今後はQOL低下の対策が重視される見られ、現在そのために有効な治療法である放射線療法も普及すると予測されます。

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医者

予後不良のがん

すい臓がんは進行性であり、初期症状が乏しいです。初期に黄疸が出現する場合がありますが、ほとんどが浸潤・転移によって手遅れの場合が多いです。従来の治療でも予後不良の中、最近では免疫療法が注目されております。自分の免疫を体外で人工的に活性化してがん細胞を攻撃する効果が期待されます。

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